静岡市北部にある本山茶の産地は、山と川が多くある地域です。
朝晩の寒暖差による濃い霧と、短い日照時間、きれいな水によって、うま味成分と栄養成分が十分に蓄えられたやわらかい新芽が育ちます。また、茶園近くの川からは霧が多く発生しマイナスイオンを十分に浴びます。
そんな環境が、本山茶をすっきりと爽やかな香りと、コクのある味わいに仕上げてくれます。
【本山茶とは】
本山茶の歴史は約800年前にさかのぼります。
起源は鎌倉時代に東福寺を開山した聖一国師が、安倍山の「足久保」に種を蒔いたのがはじまりと伝えられており、本山茶が生産されている足久保地域は静岡で最も歴史のある産地です。その長い歴史の中で、かの徳川家康公も駿府城に在城していた頃、静岡本山茶を嗜まれおりました。
天和元年からは、「御用茶」として徳川幕府に納められるようになり、15代慶喜公も愛飲されていたと言われております。